進学塾シードの「教える」は?

投稿日 : 2011年05月23日, カテゴリー : 塾長のBLOG

シードは「教える」ことを真剣に研究し実践してきました。それを一言で言えば、塾を卒業しても一人で勉強できる頭づくりです。

シードの授業と他の塾の授業との決定的な違いは「教える」目的と授業内容にあると考えています。塾の授業時間は学校の授業時間の3分の1です。学校で教える量を塾で同じように教えようとすると、必然的に授業スピードが速くなったり、浅くなったり、詰め込みになったりします。普通の塾の場合、まじめにやればやるほど覚える量とそのスピードが増加して、生徒はくたくたになります。結果はそこそこ出ますが、塾をやめた途端何もできない人になってしまいます。

シードは教える目的を「一人で勉強できる頭づくり」に置いていますので、授業の目的も必然的に「一人で勉強をするためのコツを教える」ことになるのです。その結果、頭の使い方を教え、考え方を教え、本の読み方を教え、話の聞き方を教え、話し方を教え、ノートの作り方を教えることになるのです。

社会科を例に取ります。社会科は暗記科目と言われますが、そんなことは断じてありません。頭に正確に入れるという意味ではどんな勉強でも同じです。社会科だけが特別ではありません。

社会科の勉強のコツはつながりを見つけることです。つながり方はいろいろです。ある時は原因と結果だったり、ある時は相関関係だったり、ある時は大小関係だったりします。シードではそのつながり方とその見つけ方を教えます。知識と知識をつなぐ力、さらにそれらをネットワーク化して全体の体系を作る力を身に着けさせることが目的です。そして知識と知識のつながり(ストーリー)が見えると不思議なことに暗記しなくても自然に頭に入ります。あたかも、おもしろい小説を読んだり、おもしろい映画を見たりしたときのように・・・。

子供たちが社会に出て、独り立ちしようとするときに最も大切なことは一人で考えて問題を解決する力(パワー)です。自立した人生を歩んで行くには自分の頭で考えて、自分の意志で行動できる力が必要です。

この点はぜひ分かってほしいと思います。

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