勉強にはコツがある

投稿日 : 2011年05月16日, カテゴリー : 塾長のBLOG

一生懸命に頑張っているのに、成績が伸びない。そんな悩みをよく聞きます。一生懸命頑張っているので、もっと勉強しなさいとも言えず、本当にどうしていいのかわからないというのが正直な気持ちでしょう。しかも、本人が塾に通ったり、家庭教師についたりしている場合は塾や家庭教師に一言文句を言いたくなりますよね。

シードではそのようなことがないように、各教師に次のように指導しています。つまり、一生懸命勉強している生徒の成績が伸びないのはすべて塾の責任である。そのうえで、伸びない原因の多くは勉強のコツを身に着けていないからで、なぜ身に着けていないかというとそういう指導をしていないからだと。
もちろん、勉強のコツは一般論で語ることはできなくて、すべて具体的であり、しかも成績の状態に応じて、そのコツの理解の深さが異なり、ある意味、いつでも“悟り”の経験をすることができます。
勉強よりも、スキーの上達を考えた方がわかりやすいと思います。初めてスキーをするときは立っていることすらできませんが、そのうちにボーゲンのコツを身に着け、パラレルやウエーデルンのコツを身に着けることができます。さらにプロのスキーヤーともなれば数知れないコツを身に着けていることでしょう。

勉強をするとき、誰でも同じような行動をしますが、その一つひとつにそのコツがあります。思いつくままに、書きます。
椅子に座ります。椅子に長時間座るコツがあります。予習をします。予習をするコツがあります。先生の話を聞きます。話を聞くコツがあります。本を読みます。本を読むコツがあります。何かを考えます。考えるコツがあります。ノートを取ります。ノートを取るコツがあります。ある事柄を覚えます。覚えるコツがあります。問題を解きます。解くコツがあります。問題が解けません。解けない原因を見つけるコツがあります。分からないことがあります。質問するコツがあります。復習します。復習するコツがあります。

こういうコツを身に着けさせるにはいくつか条件があります。指導者の側に勉強にはコツがあるという認識と指導する力量が備わっていることと生徒側に勉強のやる気が満ち溢れていることです。もちろん、生徒のやる気を引き出し、高めるのも指導者の力量ですが・・・。

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